
雑穀米というと、興味はあるもののどのようにして食べたらいいかわからず、まだ食生活に取り入れていないという人も多いのではないでしょうか。ところが実は雑穀米は、雑穀を白米に混ぜて一緒に炊くだけで美味しく食べられるのです。しかも雑穀米は、白米にはない栄養素を多く含み、食後血糖値の上昇を抑制できたり、血中コレステロール値を下げたりする効果が期待できます。雑穀米を美味しく炊く方法について覚えて、ぜひ食生活に取り入れてみましょう。そこで今回は、雑穀米の鍋での炊き方について、基本やコツ、手順を紹介していきます。
雑穀米の炊き方の基本とコツ
まずは雑穀米の炊き方について、基本やコツをみていきましょう。
雑穀はいつ混ぜる?
雑穀を白米と混ぜて雑穀米にしていただく場合、米とぎする前に雑穀と白米を混ぜてしまって大丈夫です。一緒にといで、一緒に炊けば美味しい雑穀米のできあがりです。
雑穀は、白米に混ぜなくても雑穀だけで炊いても食べられるのはご存知でしょうか。雑穀米にせず、雑穀を炊いてサラダやスープに入れて食べる、アレンジレシピも人気です。雑穀は基本的に、とぐ必要はありません。気になるようなら軽く水洗いして使いましょう。
炊く前に浸水させる?
雑穀の種類によって、炊く前に浸水させるかどうかは異なります。雑穀のパッケージに記載されているので、確認しましょう。わからなければ、白米と一緒に30分程度浸水すれば安心です。
白米の炊き方とは違う?
雑穀米は白米同様、炊飯器や鍋で炊けて、白米の炊き方と大きな違いはありません。ただし、雑穀の割合が多い場合や、雑穀の種類によっては、炊きあがりが固くなってしまうこともあります。水加減を確認し、炊飯器で炊く際には「雑穀米モード」で炊くのもおすすめです。ただし、たいていの場合には、炊飯器の場合でも通常モードで美味しく炊き上げられるでしょう。
雑穀米の水加減とは?
白米に混ぜる雑穀は、白米1合(150g)に対して大さじ1(約15g)が基本です。そして、水加減は通常の白米を炊く際の水量に「加える雑穀の重さの2倍」の水をプラスしましょう。
余った雑穀米はどうしたらいい?
炊いた雑穀米が余ってしまった場合には、白米と同様にラップに包んで冷凍できます。食べたい時にレンジで解凍すれば、美味しくいただけます。冷凍した雑穀米は、3週間を目安に食べきりましょう。
雑穀米を鍋で炊く際の手順とは?
炊飯器ではなく、鍋でご飯を炊く人が増えているのはご存知でしょうか。鍋で炊くというとハードルの高いように思われるかもしれませんが、実は炊飯器で炊くより短時間に炊き上げられ、非常に簡単なのです。炊飯用の土鍋でなくても、普通の片手鍋などでもかまいません。そして雑穀も、白米と同じように簡単に鍋で炊けるのです。ここからは、雑穀米を鍋で炊く際の手順について紹介していきましょう。
白米をとぐ
力を入れず、水を数回替えつつ優しくとぐようにします。
米と水を鍋に入れる
といだ白米を鍋に入れ、米を炊く時と同じだけの水を入れます。白米2合なら、水は約400ccです。
雑穀と雑穀用の水を入れる
好みの雑穀を鍋に入れ、雑穀の2倍量の水も入れます。白米2合なら雑穀は約20g、水は約40ccが基本の割合です。
ひと混ぜする
雑穀を全体に行きわたらせるように、箸やスプーンなどで混ぜます。無理にしっかり混ぜる必要はなく、ひと混ぜすればOKです。
浸水させる
常温において浸水させます。冬は1時間、夏なら30分が目安の浸水時間です。浸水してすぐに炊かないなら、ザルに上げ冷蔵保存しておきましょう。
火にかける
まずは、鍋に蓋をして中火にかけます。吹きこぼれないように火加減を調整しつつ10分ほど中火にかけると、ブクブクと沸騰してくるはずです。10分経ったら弱火にして、さらに弱火に10分かけます。10分経ったら、火を消す前に10秒ほど強火にしましょう。鍋底の水分が飛んで、ベチャッとしにくく仕上げられます。
吹きこぼれないように火加減を調整するのは大変なように思えますが、自宅のコンロで吹きこぼれない火加減を覚えたら、決して手間ではありません。
蒸らす
火を止めたら、すぐに蓋を開けずに15分ほど蒸らします。
切るように混ぜる
蓋を開けたら、切るようにさっくりとしゃもじで混ぜてよそいます。
まとめ
雑穀米は体によさそうだと思いつつ、どのように炊いたらいいのかわからず、躊躇していた人も多いのではないでしょうか。ところが雑穀米は、白米に雑穀を混ぜて、白米を炊く時と同様の手順で炊けば美味しく仕上がります。雑穀米には、白米にはない栄養素が豊富に含まれ、美容と健康に効果を発揮します。手軽に普段の食生活に取り入れてみましょう。
「株式会社サンライス・のむら」は、昭和26年創業の老舗精米店です。契約農家から仕入れる魚沼産コシヒカリなどのお米を、正しい知識と高い技術力で精米し、店頭販売・配達販売でお届けいたしております。雑穀についても、「雑穀エキスパート」の有資格者がアドバイスいたします。雑穀を食生活に取り入れたい方、どれを選べばいいのかわからない方など、ぜひお気軽にご相談ください。





